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スケルトンはもともと「骸骨」という言葉です。これが「骨組み」とか「骨格」という意味になり、最近ではパソコンや家電製品、時計などで機械部分が外から見えるものを「スケルトン」と呼ぶようになりました。このスケルトンにはもうひとつ意味があって、腹這いになって乗るソリ競技を指します。
ボブスレーのように身体を守るボディーを持たない、骨組みむき出しのソリがスケルトンです。
まるで身体自体に刃を付けたようなシンプルな構成になります。
スタート時のダッシュ力をもとに、後はゴールまで氷のコースの中を滑りおりていきます。その最高速度は時速120kmを超える上、腹這いに乗ることで視点が滑走面のわずか数センチになり、体感速度は並み大抵ではありません。100分の一秒を争う競技のために、ちょっとしたコース取りの失敗やバランス感覚が勝敗の分かれ目になり、力と勇気と繊細さのすべてが要求される競技なのです。
そしてその要素を兼ね備えた日本の第一人者が越和宏です。
ソルトレイクシティ五輪で8位入賞、続くトリノ五輪では日本代表最年長選手として出場し11位。トリノ五輪閉幕後、競技者としては高い年齢から進退を問われましたが、現役続行とバンクーバー五輪へのチャレンジを表明。40歳を超えて肉体改造に取り組み、見事、3大会連続の出場を果たしました。 |
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