No. 2009年2月の出来事4
2008/2009 世界選手権 結果報告
2月27日、28日の両日に渡り今シーズン最後の試合となる世界選手権レイクプラシッド(アメリカ)大会が、20カ国31選手の参加によって開催された。
結果、15位。
優勝 グレゴ・ステイリー(スイス)、2位 アダム・ぺンゲリー(イギリス)、3位 アレキサンダー・トレチャコブ(ロシア)
世界選手権は、ワールドカップと違い、2日間で4本の滑走を行いその合計タイムによって順位が競われる。しかし、今大会は天候の影響により27日に1本、28日に2本、合計3本の滑走となった。(27日は、大雨、そして、28日は気温が下がり-10℃。)
屋外競技は、天候の影響を受け易いのも特徴の一つであるが、2日間の両極端な天候を味方に付けた選手と、敵にまわした選手とで成績の明暗が分かれたように思う。
私はどうであったのかと言えば、どちらでもなく、そうした天候を上手く利用出来なかった。上手く利用出来ていたなら目標としていた10位以内を獲得出来たはずである。とにかく、27日の1本目の滑走で出遅れたことが影響した。他の選手に比べ足が遅いというハンディーを持ちながら、尚且つ、滑走での詰めの甘さがあった。天候が悪いというのは、ハンディーのある私には大きなチャンスであった。チャンスは常に一瞬である。毎回同じ反省の繰り返しばかりだが、どうしたら、いつになったら、チャンスをものに出来るのだろうか。
今回の世界選手権では、技術、用具、体力等といった明確に目に見えるものの差ではなく、そうした一瞬のチャンスを見逃さず確実に手中にする精神力、判断力等の差が成績に表れたと思う。
大舞台になればなるほど総合力に勝っていなければ勝者にはなれない。競技者人生に余裕のある私ではない。過去にも何度も言ってきたが、目標を手中に入れる為には、本気で命を掛けた努力をしなければならない。来年は、よりその本気度が試される。それによってその後の自分の人生も決まるに違いない。
昨年10月から始まったシーズンも今大会をもって終了になりました。沢山の方々の理解と協力、そして、応援に支えられシーズンを過ごせたことを心より感謝申し上げます。来シーズンは、バンクバーオリンピックを迎えることになります。身も心も本気でメダルを狙って精進します。今後とも応援よろしくお願いいたします。
2009年2月 レイクプラシッドより 越 和宏