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がんばりましょう
クレヨンで書いた手紙

No. 2008年4月の出来事3

聖火リレーを終えて

          

 4月26日、北京オリンピック聖火リレー長野が、様々な問題と、様々な思いを秘めて実施された。その様子は、当日各メディアが報じていた通りである。聖火は、第一走者の星野仙一監督(野球日本代表監督)から最終走者野口みずき選手(マラソン日本代表選手)まで約18キロの道のりを80名の走者でつないだ。私は第6走者で、善光寺から長野駅まで続く中央通りの一部分200メートル程を走った。予定では、この距離を2分ほどで走ればいいと聞かされていたが、実際には10秒ぐらいで駆け抜けてしまったような感覚であった。一瞬の出来事ではあったが、1998年長野オリンピックの感動と興奮、そして、選手として参加した2002年ソルトレイクシティーオリンピック、2006年トリノオリンピックの時の情景を思い出しながら走った。
 今回、聖火リレー走者を務めさせていただいたことで、世界には私が知らないことが沢山あること、平和や人権について、オリンピックやスポーツの価値等といったことを改めて考える機会となった。
 20代の頃は、自分の夢の実現だけを考えてひたすら突っ走っていたが、今は自分の夢の実現と、それが社会貢献につながることを考えて突っ走っているつもりだ。たった一人でもいいからその人の心に響くことがしたい。それが私の純粋な気持ちである。

 

平成20年5月 越 和宏