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がんばりましょう
クレヨンで書いた手紙

No. 2008年1月の出来事2

ワールドカップ第6戦

          

 1月25日、ワールドカップ第6戦サンモリッツ・スイス大会が行われた。スケルトン発祥のこの地で今年もレースに参加できたことをうれしく思う。昨年はここで世界選手権が行われ、滑り方をどんなに工夫してもタイムが伸びず、24位に終わった。
 サンモリッツのコースで苦手な箇所は、ソリに乗って間もなく訪れる第1コーナーである。第1コーナーを左側・真ん中・右側、どこから入れば上手く抜けられるかだけが私にとっての課題であった。(毎年この課題は変わらない)何故なら、第1コーナーを抜けると第3コーナーまで200メートルほど直線的に下る。第1コーナーを抜けてソリが横滑りをしたり、左右の壁にぶつかったりすると加速に乗らず勝負にならないからである。要するに、コーナーへの入り方によって横滑りを起こすラインと、起こさないラインがあり、それを練習時に見極められるかが、本番での勝敗の鍵を握っていたのである。
 練習時はほとんど上手く第1コーナーを攻略した。しかし、上手くいけばいくほど本番で失敗するのではないかと不安になる。だから練習ではここから入ればここへ出るという方程式を築き上げることに必死になった。
 レース結果は、10位であった。課題であった第1コーナーは、練習時と同じく上手く抜けることができた。
 レース結果の総評は別にして、課題を明確にし、対策と方法をもって練習を常に集中して取り組むことの重要性を改めて認識することができた。もう少し言うなれば、それは日常生活にも関係してくるように思う。気が休まらず疲れることかもしれないが、それだけ何か一つのことを追求し、成し遂げるにはエネルギーが必要だということだ。

 

平成20年1月 越 和宏