KOSHI'S VOICE
'04~'05競技写真
'03~'04海外遠征アルバム
01
/
02
/
03
/
04
がんばりましょう
クレヨンで書いた手紙
No. 2007年10月の出来事
時の流れ
早くそのときが来れば良いと思うことと、できるだけそのときがこなければ良いと思うことがある。
先日、知人が心臓の病気で手術を受けることになった。手術の内容は、医者からするとさほど難しいものではないようだが、一般の我々からすると大掛かりなもので、もし私が手術を受ける身であったとしたら、大きな恐怖に駆られる。
知人は生涯始めての入院、そして、手術であった。
手術前に何度か病室を訪れた。
1週間前、知人の顔は手術への恐怖からかこわばって見えた。
前日、落ち着いていた。病院の投書箱にメッセージを入れるのだとペンを取っていた。
当日、多くを語らず手術室へと入っていった。約7時間の手術は無事終わった。
数日後、ICU(集中治療室)にいる知人を見舞った。既に上体を起こし会話ができた。ゆっくりな会話の中で時折見せる笑顔から、大手術を乗り越えた安堵感がうかがえた。
時の流れは、どんなに願っても一定のリズムで進み、その時、その瞬間はやってくる。思い方によって、早く感じたり、遅く感じたりするだけで、リズムは常に一定で逆らうことはできない。そして、起こりうる先のことは誰にも解らない。
知人には、自身の病気を通して「時の流れ」がどのように映り、感じられたのだろうか。
その後の知人の回復は著しい。その姿には、先への不安ではなく、「絶対に回復する」という強い意志が伺えた。それは、背負うものへの責任の表れであり、高い志がエネルギーとなっているのだと思った。
何があっても変わることなく進む時の流れの中で、それを意識して生きることが自分の人生を変えるのではないだろうか。そして、夢や希望、志を持つことが見えない先の人生の道しるべとなるのかもしれない。
40歳を超え、人生の折り返し地点は過ぎたと思う。やりたいことは沢山ある。時の流れを意識し、1秒1秒を無駄なく生きたいものだ。
知人を見舞う車の中で、そんなことを感じた。
平成19年10月 越 和宏
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.
No.